トヨタの世界生産は年間1000万台。アメリカでの生産は123万台。
トランプ関税が話題になっています。トヨタの世界生産って、どうなっているのか?と調べてみました。グループ会社を除くトヨタ本体の2023年の生産台数がほぼ1000万台で、比率をみるには便利です。日本国内で337万台、国外で666万台ですから、1:2の割合です。
トヨタの国別生産台数で日本に次ぐ2位は中国で175万台、3位がアメリカの123万台、4位はタイで62万台、5位はカナダ53万台、以下、インド、インドネシア、フランス、メキシコ、ブラジル、トルコ、アルゼンチン、台湾・・と続きます。いや~、凄いですね。
トヨタのアメリカでの販売台数は225万台ですから、生産台数123万台との差102万台はアメリカの外からの輸入です。うち、日本からの輸出(アメリカの輸入)は60万台です。直接的には、この輸入に関税がかかるわけです。
トヨタのカナダでの生産が53万台で販売が23万台で差引30万台、メキシコでの生産は25万台で販売が11万台で差引14万台なので、この合計44万台のほとんどがアメリカに輸出されていると考えれば、バッチリ数が合います。
アメリカ全体の2023年の自動車販売は1562万台で、トヨタのシェアはGM(258万台)に次いで2位の14.4%になります。ホンダ(130万台)、日産(90万台)、スバル(63万台)、マツダ(36万台)、三菱(11万台)を加えて555万台で、アメリカでの日本車シェアは約36%です。
トランプ関税がどうなるのかは、実行されるのかどうかを含めて不透明です。日本企業にも少なからず影響はあるでしょうが、米国経済、米国市民への影響も大きそうです。さらに、GMやフォードなどの米国企業も多くのクルマをメキシコやカナダでつくっていますから、同様な影響を受けそうです。
なんとなく、アメリカへの輸入比率だけでみるとトヨタが漁夫の利を得て、世界で一番儲かる自動車メーカーのような気もします。注目しておきましょう。