コロナ禍の死亡者数増加は収束傾向にある

コロナ禍を経て、日本人の死亡者数が増えています。

 

ある方から新型コロナワクチン接種による超過死亡についての話題がありました。日本人の12月間移動の死亡者数をグラフにしてみました。高齢者人口が増加していることから、日本人の死亡者数は年々増加していきます。

 

日本人の死亡者数推移
日本人の死亡者数推移

2016年1月以降、顕著に死亡者数の増加が抑制されています。

これは、2015/2016年と2016/2017年シーズンの2年続いて、日本は記録的な暖冬だった影響のようです。日本での死亡者は冬に多く、夏に少なくなります。1月・2月の死亡者数は7月・8月より、1~2割増えます。

但し、近年は猛暑による危険が増しているので、この差は縮まる傾向にあります。

 

さて、新型コロナのパンデミックです。感染症がまん延すると死亡者数が増えそうなものですが、実際は減りました。隔離生活で、新型コロナ以外の感染症に罹患する機会が減ったことが影響しています。また、新型コロナウイルスも、一般的な日本人に対してはそれほど強い脅威を与えるものではありませんでした。

 

2021年2月に新型コロナワクチンの医療従事者への接種がはじまりました。4月~6月にかけて高齢者への接種もはじまりました。2021年9月には、延べ接種回数が日本人の人口(1億2500万)を超えています。

この頃から日本人の死亡者数が増えていきますが、コロナワクチンが直接的な原因というよりは、新型コロナの隔離生活によって健全な生活習慣を送れなくなった高齢者の方の死亡が増えたのではないかと思います。

 

2023年5月の新型コロナの5類移行からは、死亡者数の増加が止まっています。本来は増加するはずと考えれば、死亡が抑制されてきたと考えてもよさそうです。高齢者の健康長寿にとって望ましいとされた生活習慣が徐々に戻ってきているということだと思います。

 


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