山口県の素敵な足湯につかりながら考えたこと

山口県内に足湯が楽しめる場所は20カ所くらいありそうです。

 

足湯のほとんどは無料です。足湯カフェのようなきちんとした施設になっていても、数百円で気楽に楽しめます。たくさんの人が楽しんでいてもよさそうなものですが、印象としては意外に閑散としています。施設によって、設置されている目的や設置の背景が違うので、一概には言えませんが、ちょっと勿体ないような気がします。

 

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湯田温泉 井上公園

意図して足湯巡りをしたわけではないので、単なる印象です。山口湯田温泉は自噴している泉源の温度が高いので、足湯の温度も割と高めのところが多いような気がします。一方で、県内にはぬるめの足湯も多くあります。

 

足湯の温度は平均的には少し温め(ぬるめ)が多いかなと思います。

どちらが集客に有利かは立地などによると思いますが、うまくマッチしているか疑問です。開放的な屋外の足湯で、もう少しあったかいほうがいいなと思うこともありますし、熱すぎて長居できないこともあります。

 

足湯の場合は香りが大事な気がします。足以外は温泉に入っていないので、雰囲気を感じられるとすれば湯けむりと香りです。

温泉の香りは一般的には硫黄臭ですから、湯野温泉や一ノ俣温泉のような硫黄泉のほうが足湯に向いているような気がします。

一方で、単純泉で無臭の足湯は少しもの足りません。今の時期なら沈丁花、暖かくなってきたら柑橘系、秋には金木犀など香りの強い樹木を周りに配置するなんてどうかなと思います。

 

この他、照明とか音響とかで少し工夫することも考えられそうです。

また、脱いだ靴下を入れる籠(かご)だとか、足ふき用タオルなどがあればもっといいですが、無料だと難しいです。その場合は、何かの収益性を考えないといけません。

 

山口県内には108の泉源があります。素敵な足湯もまだまだ増えていきそうです。

温泉県やまぐちに、おいでませ!