このWebサイトに「気候時計」を追加してみました。時々みてください。
「気候時計」は、地球の温暖化・気候変動・気候危機を回避するまでに残された時間をカウントダウン表示する時計です。産業革命以降の気温上昇を1.5℃に抑制するために、私たちに残された時間は、アメリカのトランプ&バンス政権の任期より短い4年4カ月です。
また、気温上昇を2.0℃に抑制するための残り時間は22年1カ月(つまり、1.5℃から2.0℃まで17年余り)です。☞ クライメイトクロックワールド

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)報告書によれば、世界の平均気温は2022年時点で産業革命から1.1℃上昇しています。
地球環境に破壊的な影響を及ぼす可能性がある閾値と警告されていた1.5℃上昇までのタイムリミットが近づいています。現時点のリミットは2029年7月1日です。
気候変動の影響は、集中豪雨や台風による洪水、異常気象による農水産物の不作や不漁、干ばつや山火事など幅広い分野で起きています。
地球の平均気温の上昇を抑えるには、省エネを進めることが第一です。さらに、温室効果ガスの排出を抑制できる技術開発や生活習慣の改善、再生可能エネルギーへの転換などに、確実に且つ急いで取り組むことが求められています。