トランプ大統領とウクライナ・ゼレンスキー大統領の会談が決裂しました。
この会談は世界に配信されました。
結果として、トランプ大統領とバンス副大統領という大国アメリカの2トップが、知識も知性も教養もほとんど持ち合わせてはいない人物だったという事実を世界中に露呈しました。もともと世界の人々が薄々は知っていたこととはいえ、アメリカという超大国が世界に取り返しのつかない恥をさらしました。ロシアや中国などはほくそ笑むばかりで、これからの世界情勢に不安が募ります。

織田信長の旗印は「天下布武」です。有名です。
信長は尾張を統一して、美濃への進出を考え始めたころから「天下布武」を旗印にしています。
この時点での「天下」とは日本国全体のことではなく、朝廷のある京、あるいは機内のことです。布武は武を布く(しく:広く行き渡らせる)ということですが、基本的には足利幕府の再興を意味しました。
信長は、応仁・文明の乱以降、戦乱に明け暮れて荒廃した京や畿内から争いを無くして平らげようとしたのだろうと思います。
「天下布武」は「天下を武力で平定する」という意味のようにですが、「武」という漢字は「戈(ほこ:武器)」と「止(止める)」を組み合わせています。
信長とトランプ氏を並べるのも変ですが、500年前の日本のリーダーに学ぶこともあるような気もします。ただ、誤解されそうだな?