くすくすの湯リニューアル。神経痛かリウマチか?

山口県は、コロナ禍前には「オフ泉県やまぐち」というキャンペーンをしていました。

 

山口県では放射能泉(ラドン泉)が比較的多いのですが、それ以外の泉種も多彩です。なんでも、単純温泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫黄泉・二酸化炭素泉(炭酸泉)・含鉄泉の合計7種類があるということで、多彩さでは全国一ということです。

 

宇部市 楠こもれびの郷 くすくすの湯
宇部市 楠こもれびの郷 くすくすの湯

宇部市ではコロナ禍で廃業した温泉もありますが、写真の楠こもれびの郷のように浴場をリニューアルしたところもあります。

 

さて、温泉の種類が豊富ということは、それぞれ異なる効能があるということです。持病や体調で訪れる温泉を変えてみてもいいかも知れません。

 

冬の季節に気になるのは、免疫と温泉の関係です。ある人に聞いたところ、この免疫というものは、厄介なものだそうです。

 

免疫反応は、ウイルスや細菌などの感染から、身体を守るための大切な機能です。免疫機能を高めることが大切です。しかし、免疫反応に異常があるとアレルギーのような症状が出てきます。最近は、この免疫反応の異常を示す人が増えているようです。

  

どうも、温泉でも単純泉のような低刺激の泉種では免疫機能を高める効果があり、放射能線や酸性泉のような高刺激の泉種では免疫反応の異常を抑制する効果が強いということです。

その方によると、温泉の効能書に免疫低下で起こる神経痛とあるか、免疫異常で起こるリウマチと書いてあるかで見分けるとよいそうです。

 

宇部市ではくすくすの湯の効能には神経痛があってリウマチがなく、放射能線の片倉温泉の効能には神経痛がなくてリウマチがありました。

まあ、神経痛もリウマチも関係ない人には、疲労回復、ストレス解消に温泉は効果的ですから、深く考えないでもいいですね。【医者でもないので、何も保証はしません。】