広島湾の牡蠣が温暖化で不漁?というニュース

中国新聞によると、広島湾の牡蠣が不漁なんだそうです。

 

昨年の夏から秋まで広島湾の海水温がかなり高かったそうです。水温が高いと、餌になるプランクトンが豊富なので、子どもの牡蠣はどんどん成長して、数も増えていきます。牡蠣が大人になるには、今度は水温が下がらないといけないのですが、秋から冬になっても海水温は高いままでした。このため、牡蠣の大量死が発生することになったという解説です。

 

 

統計によると、広島湾の牡蠣生産量は概ね1.7~1.8万トンといったところで推移しています。1980年代には3万トンもあったそうですから、長期的には減っています。

但し、牡蠣の単価は近年高騰しており、市場価格は5年前の1.5倍です。このため、昨年(2023年度)の広島牡蠣の生産高は237億円と過去最高になっています。

 

ニュースはあったのですが、牡蠣の生産状況はシーズンの中でも変動します。今年の牡蠣の生産量(生産高)がどこに着地するかは、少し先にならないとわからないような気がします。

 

大竹市の工場に勤めていたので、この時季になると焼き牡蠣を食べる機会がありました。漁港で一斗缶いっぱいの殻付き牡蠣を数千円で買ってきて、そのまま網に載せて、焼いて食べるのが定番です。ストップ温暖化!! 広島湾の牡蠣が、これからも美味しく楽しめればいいなぁと思います。