記念切手が盛り上げるか、関西万博

テレビの鑑定団で戦後すぐに沖縄で使用されていた「沖縄暫定切手」というものが登場しました。すごく高額な鑑定です。

 

切手の鑑定額でこれまで最高額だったのは、1856年に当時のギアナで発行された1セント切手が、2014年のオークションで950万ドル(今のレートなら15億円近い)で落札されたものだそうです。どうも、この世界のことはよく理解できません。

もちろん、大谷翔平選手のホームランボールが6億円というのも訳が分かりません。

 

昔はあった1000円切手
昔はあった1000円切手

さて、切手です。通常切手で額面が最も大きいのは現在は500円です。少し前には1000円の切手もあったそうです。

日本で最初の切手は、1871年(明治4年)に発行された竜文切手で額面は48文・100文・200文・400文の4種類でした。今は切手ショップで数万円で取引されているそうです。

 

切手の額面の種類は意外に少ないので、いろいろな額面の切手を貼り合わせることがあります。うまく組み合わせられないと、何枚も貼ることになります。少々不細工な感じもしますが、にぎやかでいいような気もします。

 

切手には通常切手ではない切手もあります。最近では、通常切手を見ることが減って、たいていの人が特殊切手や記念切手を使っているように思います。

 

日本で最初の記念切手は、1894年(明治27年)の明治天皇皇后の結婚25年に発行された「明治銀婚記念切手」です。2番目は1896年発行の日清戦争勝利記念切手だそうです。どちらの切手も、流通数が多いので数千円での取引だそうです。

 

関西万博記念切手
関西万博記念切手

特殊切手は毎月のように発行されているようです。今日(2月12日)は、「おいしい にっぽん」というシリーズの特殊切手の第6集「大阪」が発行されました。大阪名物の押し寿司・きつねうどん・お好み焼・たこ焼き・串カツ・てっちり・カツサンドなどが描かれています。

 

さらに、4月11日からは「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」記念切手の発売が予告されています。110円×10枚で1100円です。

少々盛り上がりに欠けている印象の関西万博ですから、切手が後押ししてくれるといいですね。