心拍数や血圧の数値はあまり気にしない

健康診断を受けて、ちょっとした疑問です。

 

1つ目は心拍数です。高齢になるほど安静時心拍数は減っていくという説明がありました。

年齢を重ねると心臓の機能が低下することに加えて、身体の代謝や筋肉量が減ることや、交感神経機能の低下がその要因だそうです。心拍数をモニターすることは健康維持に有効な知見を与えてくれそうです。

 

胡麻麦茶
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ここで少しややこしいのは、同じ年齢の人を比べると、身体活動量の多い人、つまり健康な生活を送っている人ほど安静時心拍数は低いということです。

アスリートでは、高齢になっても安静時心拍数が40とかの人もいます。 

 

ガーミンウォッチを使い始めて10年近くになります。勝手に心拍数がモニターされているのですが、マラソンシーズンには安静時心拍数が割と有意に下がるような気がします。

年末年始など長距離走をしない時期には、安静時心拍数は上がるようです。 

 

安静時心拍数というのは、自分でコントロールできないものというイメージですが、意外に容易に変わるように思います。

 

血圧のほうは、収縮期血圧が130㎜Hgを超えると高血圧だから機能性食品を摂取することを進めるコマーシャルが流れます。

健康な人でも病気の人でも、40歳代では半分の人、50歳代では2/3、60歳以上ではほとんどの人が収縮期血圧が130を超えます。医薬品メーカーや飲料メーカーにとっては、素晴らしい市場が生まれているわけですが、実際のところ高血圧のリスクは無さそうに思われます。

 

運動と血圧の関係は、持久力系の運動をするアスリートは収縮期血圧が下がる傾向があり、逆に瞬発力系の選手は血圧が高くなるそうです。

 

まぁ、結論は自分が元気と感じているなら、数値をあまり気にしないことですね。