キャベツが1玉500円とか・・、野菜価格が高騰しています。
農水省のWebサイトをみると、先週の野菜価格全国平均で、キャベツは平年の2.37倍、はくさいは1.53倍、レタスは1.4倍、ねぎが1.33倍でたまねぎは1.13倍・・などとなっています。トマトは先週は1.19倍ですが、今週はずっと高くなっており、逆にだいこんは1.56倍よりは少し落ち着いてきているようです。
キャベツが高いのは、8月から9月に掛けて高温が続いて定植時期が遅れたのが大きな要因です。
この秋口の高温の影響は、ねぎ、レタス、きゅうり、トマト、ピーマン、ブロッコリーなどの生育遅れにもでています。
たまねぎは、9月から10月のかけての少雨によって玉が大きくならなかったようです。
全般に秋採れ野菜は不作になっており、価格が平年を上回る状況が、今しばらくは続きそうです。12月に入れば、ねぎ、たまねぎ、きゅうりなどを除けば、価格は平年並みくらいまでは下がってきそうです。
地球温暖化で気候変動の振れ幅が大きくなっています。野菜の収穫でも振れ幅が大きくなっており、農家の型は数量だけではなく品質の安定にも苦労されています。
今のところ、高温や少雨の影響が大きいですが、これからは温暖化による虫害や病害の拡大が心配され、野菜の需給にはさらに懸念が高まっています。
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