テレビはMLBのワールドシリーズを何度も取り上げています。
大谷翔平選手が所属する、ロスアンゼルス・ドジャースが、宿敵ニューヨーク・ヤンキースを4対1で破ってワールドチャンピオンに輝きました。おめでたいことです。
NPBの日本シリーズは、セ・リーグ3位の横浜ベイスターズが、パ・リーグ優勝の福岡ホークスを3対2と1勝リードして、本拠地横浜スタジアムに戻ることになりました。まだまだ混沌としています。
「人気のセ、実力のパ」というのが定説ですが、ちょっと様相が変わってきたでしょうか?
2024年のペナントレースのチーム別入場者数をみてみました。セ・リーグが1462万人、パ・リーグが1206万人で、その差256万人となっています。
コロナ禍前の2019年が、セが1487万人でパが1167万人、その差320万人でしたから、この間に差はちょうど20%縮まってきています。しかも、セは入場者数が25万人減っていて、パは39万人増えているので、10年くらいの時間があれば逆転するかも知れません。
球団別に5年前と比較すると、顕著に増えたのがオリックスと千葉ロッテの2球団です。オリックスは昨年まで3連覇して、ロッテも2位が多いので、集客には成績ですね。
逆に入場者数を減らしたのが、順に、埼玉西武、読売、東北楽天、広島です。読売を除くと、やっぱり成績が集客には一番効きそうです。
北海道日本ハムが新球場効果で大幅増かなと思いましたが、10万人ほどの増加でした。新球場(エスコンフィールド)は連日満員に近いのですが、収容人員そのものが札幌ドームより少ないのだそうです。但し、客単価がかなり上がっているようで、収入は大幅増と推察します。