日本新聞協会広告委員会が10月20日の「新聞広告の日」に合わせて実施する「2024年度新聞広告統一PRキャンペーン」。テーマは「新聞からご当地ソングが聴こえてくる。」。
「歌は世につれ、世は歌につれ…」と言いますが、故郷を離れてもいつまでも人々の心に残るのがご当地ソングです。「全国各地どこにでもある」「昔から知らないうちに耳にしている」「ゆかりのある土地の曲を聴くと当時を思い出す」
そんな魅力あふれるご当地ソングを、全国の皆さんにお届けします。
北海道のご当地ソングは、松山千春の「大空と大地の中で」となっています。
沖縄は、BEGINの「島人ぬ宝」です。
まぁ、なるほどなと思います。
東京は笠置シヅ子「東京ブギウギ」で、大阪はやしきたかじんの「やっぱ好きやねん」となっています。
まぁ、そんなんだねと思います。
中国地方にくると、広島は「それ行けカープ」、岡山は「桃太郎」、鳥取が「ゲゲゲの鬼太郎」で、まぁそうかと思います。
ところが、島根県は竹内まりやの「いのちの歌」、山口県は徳永英明の「輝きながら・・・」となります。う~ん、よくわからない。これが、何故にご当地ソングなのかなぁ?と、朝からハテナです。尚、題名には”・・・”が付くのだそうです。
選ばれた理由は、竹内まりやさんが島根県出雲市の出身ということ、「輝きながら・・・」は作詞の大津あきらさん(故人)が山口県長門市仙崎の出身ということのようです。
大津あきらさんは、中村雅俊の「心の色」や髙橋真梨子の「for you・・・」、杉山清貴の「さよならのオーシャン」など、多くの作詞を手掛けました。
あらためて「輝きながら・・・」です。有名な曲です。徳永英明さん(福岡県出身)のハスキーな歌声で魅力的です。多くのCMにも採用されたこともあって、よく耳にしました。
歌詞を見返してみました。
♪ 素顔にメロディ焼きつけて君は今
輝きながら大人のドアをあけて
瞳を閉じても木漏れ陽が
手を降る君を照らしてる ・・・♫
山口県をイメージできるフレーズはなさそうです。
しかし、この歌詞は、大津あきら少年が中学高校時代(中学は仙崎中学校、高校は県立水産高校:現在の大津緑洋高校)の同級生仲間と、故郷仙崎で過ごした日々の物語を描いた詩なんだそうです。
♪ きらめく時間が僕たちの
何時だって記念日だった ・・・♬
「輝きながら・・・」の世界をのぞきに、おいでませ山口へ!