石破内閣が発足しましたが、直ちに解散総選挙となる見込みです。
前回の衆議院議員選挙は2021年10月31日に投開票でした。
9月末に菅義偉総理の自民党総裁としての任期が切れることから、自民党総裁選がおこなわれ岸田新総裁が誕生しました。10月4日に発足した岸田内閣は、10日後の14日に衆議院を解散し、19日公示、31日投開票で総選挙がおこなわれました。
スケジュール的には今回の石破新内閣の解散総選挙もほぼ同じです。
衆議院議員選挙2021の結果を簡単に言えば、自民と立憲が議席を減らし、維新が大躍進しました。なにしろ維新は11の議席を4倍の41にまで増やして、与党公明党を抜いて第三党になりました。維新が増やした31議席(しかも初当選が27人)に対して、自民が15,立憲が13失うことになりました。
但し、母数の差から選挙結果によるダメージは自民より立憲の方に大きくなりました。
自民はもっと減らす予想でしたが261議席と過半数を超えたうえで、絶対安定多数261ピッタリを確保することができました。
立憲は開票前までは議席を伸ばす予想だったものが、共産党との共闘への反感が大きかったこともあって、逆に大きく議席を減らす結果となりました。選挙後に枝野代表が引責辞任して、泉新代表に交代しました。
さて、下馬評はいろいろでてきますが、選挙は水物です。どんな結果になるでしょうか?
野党共闘を拒否して多数の候補者を立てた共産党が大躍進する・・なんてこともあるかも知れませんね。