「一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会」は20文字

中小企業診断協会は名称変更しました。理由は今一つわからないです。

 

一般社団法人中小企業診断協会は,令和6年10月1日より,「一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会」(略称:日診連/英文名:Japan Federation of Certified Management Consultants’ Associations,英文略称:JF-CMCA)に名称を変更いたしました。

 

名称変更の目的:新名称は,当連合会の役割と使命をより明確にし,中小企業診断士という専門家の団体の連合会組織である旨を,内外の皆様にわかりやすく伝えることを目的としています。


昭和29年(1954年)に社団法人中小企業診断協会は設立されました。各都道府県には協会の支部が設立されました。これが、平成24年(2012年)に公営法人改革の一環で、診断協会の各都道府県支部がそれぞれ独立して一般社団法人になりました。

 

その際に、山口県は「一般社団法人山口県中小企業診断協会」ですが、東京都は「一般社団法人東京都中小企業診断士協会」、岡山県は「一般社団法人中小企業診断士会」と微妙に名称が異なりました。いずれにしても、中小企業診断協会は各都道府県組織の連合会という形式になっていました。

 

協会設立70周年を迎えるに当たり、連合会であるということを明確に示すために名称変更をしたということです。必ずしも必要な変更というわけではありませんし、ブランディングとしては、どう評価できるかは難しいように思います。何しろ、20文字は長い。

 

ちなみに、士業協会の連合会では社会保険労務士だけが全国社会保険労務士会連合会と「全国」を冠していますが、そのほかは「日本」が頭につきます。名称の付け方を分類すると以下のようになります。 

 

【士協会連合会】≪日本中小企業診断士協会連合会≫

【士会連合会】日本行政書士会連合会・日本司法書士会連合会・日本土地家屋調査士会連合会 全国社会保険労務士会連合会

【士連合会】日本弁護士連合会

【士協会】日本公認会計士協会

【士会】日本弁理士会

【協会】日本不動産鑑定協会 ≪中小企業診断協会≫