商店街のカレー屋さんでカレーライスを食べました。とても美味しかったです。
食べ物・料理というものは記憶に残るものです。とりわけ、カレーライスという料理は、バリエーションがたくさんあるので、いろいろな時期の思い出になります。小さい頃に母親がつくってくれていたカレー、中学の頃に同級生とキャンプでつくったカレー、高校の学食のカレーライス・・・・・、キリがありません。
「カレーの思い出」とネット検索してみると、実に多くの記事がヒットします。他のどんな料理よりも数が多いです。
日本人の日常に溶け込んだ料理なので、誰にでもちょっとした記憶を思い起こさせるものがあるようです。
カレーライスに関連した3題。
(1) ランチにカレーライスを食べるなら、サラダなどの副菜を一緒に食べるのがお奨めのようです。健康調査をした結果、カレーライスを単品でよく食べる人(週2回以上)は、有意に肥満で不健康になるそうです。
まぁ、よほどのカレー好きでなければ週2回もランチにカレーを食べないような気がしますが・・・。
(2) カレーライスの辛口など辛いものが好きな人は、辛さを感じにくい鈍い人だそうです。人の舌には辛味(実際は痛みなんだとか)を感じるセンサーがあるのですが、その数が少ないとか、機能していないとか、何かの事情で鈍くなっているというわけです。
(3) 福沢諭吉がカレーを日本人に紹介したときは「コルリ」とカタカナ書きしていたそうです。実際には、諭吉は「Curry」を「コㇽリ」あるいは「コァㇽリ」と文字にしており、ルやアは小さく表記していました。音にしたら”コリ”に近いかな?と思います。ちなみに、カレーは諭吉より以前から中国経由で日本に紹介されていたようで、そのときは「加厘」でした。
食欲の秋です。新しいカレーの思い出をつくりましょう。