影が薄いぞ!50歳代。ここは踏ん張りどころ

自民総裁選の候補者11名に、50歳代が一人もいません。すごく心配です。

 

11名の総裁選立候補予定者では、71歳の上川外相が最年長になります。加藤元官房長官と茂木幹事長が68歳、石破元幹事長67歳、斎藤経産相65歳、林官房長官と高市経安相と野田元総務相の3人が63歳、河野デジタル相61歳までが60歳代。ここから50歳代を飛ばして、小林元経安相が49歳、小泉元環境相が43歳です。

 

自民総裁選2024候補者
自民総裁選2024候補者

自由民主党に50歳代では人材がいないということなんでしょうか?

 

自民党の50歳代の国会議員(衆議院議員)で閣僚経験があるのは次の方です。

小渕優子(50)経産相

細野豪志(52)環境相(民主党時代)

柴山正彦(58)文科相

井上信治(54)消費相

武田良太(56)総務相

古川禎久(58)法務省

山際大志郎(55)経財相

木原稔(54)防衛相

福田達夫(57)総務相

堀内詔子(58)五輪相

山下貴司(56)法務相

次の総裁選の候補になれそうな人はいますが、今回は手を挙げても厳しかった印象です。

 

尚、参議院議員の50歳代閣僚経験者は、橋本聖子、有村治子、丸川珠代の女性3名と、鶴保庸介、野上浩太郎の男性2名です。

 

立憲民主党の代表選でも泉代表がちょうど50歳、枝野前代表が60歳、野田元首相は67歳です。ここでも50歳代の影は薄いです。

 

今の55~59歳は1960年代後半生まれで「バブル世代」といわれます。50~54歳は1970年代前半生まれで「団塊ジュニア」です。極端に甘かったり、辛かったりの時代を生きてきた世代ということなのかなぁと思います。

 

総裁選では、小泉進次郎さんが優勢に進める可能性はかなり高いと思います。一気に世代交代の波が押し寄せても不思議ではありません。

頑張れ!!50歳代。皆さんに期待しています。