キーワードを入力すると、AIがそれらしい文章を簡単につくってくれるのだそうです。ちょっと、試してみました。
キーワードは、「経営統合 助言 飲食店 ファミリー層 オリジナルメニュー 厨房リーダー 原材料の高騰 常連客の高齢化 大手飲食店チェーン 外国人観光客」 の10ワードです。中小企業診断士試験の昨年の2次試験問題を参照しました。
AIの作成した文章は以下です。
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飲食店の経営統合において、ファミリー層をターゲットにすることは、繁盛店への道を開く重要な戦略の一つです。
オリジナルメニューの開発や、厨房リーダーの指導のもとでのメニュー改善は、顧客の満足度を高め、リピーターを増やすために効果的です。
原材料の高騰や常連客の高齢化といった課題に対しては、コスト管理を徹底し、新しい顧
客層を開拓することが求められます。
大手飲食店チェーンの成功事例を参考にしつつ、外国人観光客を含む幅広い客層にアプローチすることで、競争の激しい市場での生き残りを図ることができます。
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中小企業診断士2次試験で合格するレベルの文章になっているでしょうか?
あるいは、診断士が事業者支援するときのポイントを押さえていると言えるでしょうか?
と、考えると結構いい線いっていると思います。
特に、 最後の「大手飲食店チェーンの成功事例を参考にしつつ」というのは、いいですね。真似るのではなく、仮に経営規模が異なっていても、成功事例を参考にすることは有益です。
逆に「外国人観光客を含む幅広い客層にアプローチする」は、いつも当てはまるわけではありません。大手飲食チェーンといえども、必ずターゲットとなる客層を選択しています。現状より客層を広げることができるか、検討するということでしょうか。
中小企業診断士試験で1字試験は知識を問う選択肢のある試験ですから、AIは絶対に合格します。2次の記述試験が関門ですが、AIは割と簡単にクリアしそうです。
今のところ、中小企業診断士は、AIが取って代われない仕事ランキングでたいていは上位にありますが、意外と簡単にAIが侵略してくるかもしれませんね。