フロン排出を抑制して猛暑を少しでも緩和したい

フロン排出抑制法という法律がありますが、あまり知られていません。

 

これまでも、このブログで紹介していましたが改めてご紹介します。温暖化で猛暑や集中豪雨での被害が増えていますから、フロンをちゃんと管理しないといけないって動機付けできるように思います。

☞ 2015/02/13 改正フロン類法で冷凍冷蔵機器やエアコンの点検が義務化されます

☞ 2023/08/11 カーボンニュートラルへの道:フロンの点検を!

 

フロン排出抑制法
フロン排出抑制法 動画にリンク

難しいことは置いといて、「エアコンなどの空調機器」「冷凍庫や冷蔵庫」には冷媒としてフロンが使われています。

このフロンは漏れ出ると強烈な温室効果ガスとして働きます。いろんなフロンがありますが、ざっくり二酸化炭素の1万倍です。

 

日本が排出する温室効果の4.5%がフロンです。日本は空調大国であり、冷凍冷蔵機器の設置数も世界有数なので、フロンによる温室効果の割合が突出して高くなっています。

エネルギー由来の二酸化炭素排出量が年間9億6400万トンに対して、フロンを二酸化炭素換算すると4600万トン にもなります。

 

エネルギー由来の二酸化炭素排出を直ちにゼロにすることは簡単ではありませんが、冷媒として使用されているフロンの多くは本来排出されることのないガスです。

事業者には、業務用空調機器や冷凍冷蔵機器の点検管理が法で義務付けられています。決して無理なことを言ってはいないので、以下のサイトを参考にして取り組んでください。

 

☞ フロン排出抑制法ポータルサイト(環境省・経済産業省)