吉野家でアタマがこんがらがる

私、吉野家の前の社長だった安部修仁さんの経営方針が気に入っていました。

 

吉野家の経営に興味が湧いたので単位株を購入して、爾来30年以上の株主です。そこで、株主優待券を使いに年に数回は吉野家に行きます。現在の吉野家は安部社長時代の単品経営とは全く異なり、メニューが豊富になってイメージは一新されています。

2024年2月期決算は連結売上高1875億円、当期純利益56億円で、自己資本比率54%となかなか立派です。

 

吉野家のどんぶり
吉野家のどんぶり

さて、久しぶりに訪れた吉野家店頭でのことです。ガタイの立派な男性が、お店の人に「これって大盛なの?」と訊ねています。

 

どうも、大盛りを注文したのに、器に対してご飯の量が少ないようです。お店の人が、「申し訳ありません。大盛の器が出払っていて特盛の器を使いました。ご飯の量は大盛りです。」ということです。

 

今の吉野家はメニューだけでなく、ご飯の量も様々で、どんぶり(器)もいろいろあるというわけです。店舗の運営もたいへんですが、コストもかかると思うので、ちょっと気になるところです。

 

調べてみると、吉野家のどんぶりには小盛用・普通盛用・大盛用・特盛用の4種類があります。直径はそれぞれ11㎝・14㎝・15㎝・15㎝。大盛用と特盛用は直径が同じですが器の膨らみが違うようです。

 

そして、初めて知ったのですが大盛と特盛とは、ご飯の量は同じなんです。具材の量が特盛は大盛の約1.5倍(並盛の約2倍)になっているのです。 ちなみに、並盛と同じご飯の量で大盛りと同じ量の具材を載せたのをアタマ大盛っていうそうです。

 

どうもこんがらがります。

吉野家でバイトするのは、並みのアタマではできそうにありませんね。