山口県の市、ほぼ半数の市の花は躑躅(つつじ)

ミツバツツジ、キリシマツツジ、クルメツツジなどいろいろな種類のツツジが咲いています。

 

当地では、公園などに行かなくても、ツツジは道路脇や中央分離帯の植栽としてどこにでもあります。今の季節は色とりどりに、美しく華やかな街並みを演出してくれています。蜂や虻、それに小鳥たちが、ツツジの蜜を求めて飛び交っています。

 

ツツジは種類によって、開花の時期が異なるので、長く街を彩ります。我が家のツツジは少し奥手なので、まだつぼみは小さいままです。

 

江汐公園のツツジ
江汐公園のツツジ

宇部市の「市の花」はサルビアとツツジの2つです。

二つあるのは、今の宇部市が平成の合併で旧厚狭郡楠町と一緒になったからです。旧宇部市の「市の花:サルビア」と旧楠町の「町の花:ツツジ」を取り入れて二つとも市の花にしました。

ちなみに、「市の木」は楠町との合併前からクスノキでした。

 

山口県には19の市町があります。

市の花がサルビアというのは、 宇部市の他、防府市、周南市、下松市、柳井市と瀬戸内海沿岸の5市です。

これらの市は、瀬戸内海工業地域のコンビナートがあるようなところで、街の美化に取り組みました。赤色が印象的で、丈夫で花期が長いサルビアは、街を彩る花として花壇に植えられてきたのだと思います。

 

市の花(市の花木という場合もある)がツツジというのは、宇部市の他、下関市、長門市、柳井市、山陽小野田市、和木町、平生町、田布施町(コバノミツバツツジ)と8市町です。山口県の19市町のほぼ半数です。

 

ツツジで彩られる山口県に おいでませ!