皆既日食がメキシコ西部からアメリカ中央部を経てカナダ南東部まで北米を縦断しました。

ニューヨークタイムズの2024年に行くべき52カ所という特集では、山口市が第3位にランクされたことが話題になりました。
今年行くべき第2位は、オリンピックがおこなわれるパリ市で、栄えある第1位が北米「皆既日食の道」でした。
今年は月が地球に接近しているので、皆既日食が見える範囲が広く、時間も長いということです。

地球にとって、皆既日食という天体現象は珍しくはないのですが、特定の場所で観察できるとなると、何百年に1度になります。
今回の皆既日食は、北米大陸の人口が多い地域を通過したので、1億5千万人もの人が見ることになり、大きな天体ショーになりました。
各地の観光地やスポーツ施設などに、遮光グラスを持った人たちが集まって、盛大なイベントが開催されていたようです。