山口県内にある農水産物の直売所・朝市を合計すると、かなりの数になりそうです。
JA山口県「直売所・朝市」というwebサイトによると、JAが関連する直売所と朝市だけで80件くらいが紹介されています。水産品、漁協関連の直売所の数ははっきりわかりませんが、どうも30件を超えるようです。これ以外にも地域で運営されているとか、食料品店が企画するものまで合わせると、山口県内に150~200件になると思います。
農水産品の直売所・朝市は、地域色をうまく出すことができれば、単なる食材の調達に加えて、生活のアクセントになったり、優れた観光資源になったりもなります。
テレビの旅番組で、タレントさんが海外のマーケットを訪問して、売り手のおじさんやおばさんと会話しながら、おもしろい農水産品を購入するところが映ります。かなり頻繁にみられる企画なので、農水産品の買い物には、視聴者の興味を曳く魅力があるわけです。
山口県のすべての農産品と水産品の直売所・朝市がうまく連携した企画ができれば面白いですね。 その際には、農水産関連加工品の取扱いを増やすことも考えられます。地域でつくられる漬物やお餅、豆腐などの農産加工品や、干物や乾物、海苔などの水産加工品の取扱いは、一つの直売所では難しいので、日にちを決めて共同してイベント企画するのはどうでしょうか?
直場所・朝市にも大小というか、強弱がありますから、地域の核になるような直売所が音頭を取ってネットワークつくりできるといいなぁと思います。
山口県は中山間地が大きくて農業生産に適した地域が少ないのですが、特徴のある農産品も多いです。山口県は漁獲量では全国23位(海に面している県は39)と多くはないのですが、三方が海に囲まれて海岸長さや漁港の数は多いので、バラエティーに富んだ水産品があります。
地域資源を有効に活用して、豊かで楽しい山口県になるといいですね。
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