寒くなって、温かい飲料を飲む機会が増えていますが、ホットコーラが人気なんだそうです。
コーラ(コカ・コーラや、ペプシコーラです)を温めたものです。作り方は、鍋で温めてもよいのですが沸騰すると炭酸が抜けてしまうので、電子レンジの弱設定で短時間加熱するのがよいようです。アチアチではなく、ちょっと温かいくらいで飲むようで、レモンとかライム、ジンジャーとかを少し加えると美味しいそうです。
ホット炭酸飲料は、「ホットジンジャーエール」、「ホット炭酸アップル&ホップ」など缶入り飲料が大手メーカーから発売されています。これらは、最初から温めて飲むことを前提に調整された飲料です。
一方でコーラは冷たく冷やして飲むことを想定してつくられているので、そのまま温めて美味しいかどうかはよくわかりません。柑橘類や香辛料で味に変化をつけるのが適当なように思います。
炭酸飲料はキンキンに冷えているのが美味しいというのは、先入観なのかもしれません。ビールは日本では冷やして飲みますが、海外の多くの国では常温で飲みます。いろいろな事情がありますが、ぬるいビールのほうが美味しいときも確かにありそうです。
話が変わって、宮本輝に「ホットコーラ」というちょっと変わった短編小説があるそうです。ホットコーラというちょっと変わった飲み物が持っている、ちょっと不思議な印象を下敷きにした物語で、ファンが多いそうです。読んでみましょうかね。