オンライン相談会の相談員をするのは、結構たいへんです。
今回主管したのは比較的規模の大きい公的機関です。オンライン相談会の実績も豊富で、運営もきちんとしています。私は自宅から参加ですが、事前チェックもしっかりできて、万全の体制です。どんな相談でも応えられるように、資料やら参考文献も取り揃えて待機します。
オンライン相談会なので、相談時間が決まっています。相談を予約申し込みされた方が、その時間にオンライン上の相談室に順次入室してくる仕組みです。
相談内容は事前にお知らせいただいているので、相談員としては準備をして短時間に的確に対応できるようにと心掛けます。
時間になっても、相談者が入室されません。事務局の方が電話で連絡しますがなかなかつながりません。やっとつながったら、「あ!忘れてました」というのも、ままあります。
入室されたら、「外出中で屋外にいるので、スマホから相談します」というのも、仕方ないことです。ただ、専門的な内容はメモをとったり、ちょっとした計算をしないと理解は難しいと思いますし、周りに誰かいたらと考えると迂闊なことも言えません。
事前に予約している入室時間を間違える人は、早く入ることもあれば、遅くに入ることもあります。事務局の方が臨機応変に対処します。また、オンラインの仕組みからのトラブルも多発します。通信が途切れたり、画面共有ができなかったり、音声だけは聞こえなかったり、まぁいろいろなことが起こります。
結局のところ、対面で相談するほうが手っ取り早くて、今風に言えばコスパやタイパが高いことも多いような気がします。個人的な感想です。
尚、誤解があってはいけませんから、企業内などいつものメンバーとのオンラインミーティングなどはコスパも高いですから積極推進です。念のため。