ハマスやヒズボラの情報は公安調査庁のWebサイトにある

パレスチナ・ガザ地区の病院が爆撃(?)されて、多数の死傷者が出ました。

 

TBSの人気ドラマで、自衛隊には小さな公安調査庁と呼ばれる「別班」という組織があるという話がありました。イスラエル・パレスチナ・ハマス・ガザ地区・ユダヤ教・イスラム教・・・。なかなか馴染みのない話で、全体像をつかみにくいですから、公安調査庁のWebサイトを閲覧してみると、これがわかりやすい。

 

アレフ施設に入る公安調査庁
アレフ施設に入る公安調査庁

各項目の主要な部分を備忘のために載せておきます。

【イスラエル及びパレスチナ】

2014年6月に発足したパレスチナ自治政府と「ハマス」の統一内閣は、「ハマス」がガザ地区の統治を継続させたため、2015年6月に解散した。

その後、両組織は、2017年10月、エジプトの仲介で和解協定に調印したが、「ハマス」系の公務員の処遇等をめぐる交渉が難航し、無期限延期となっている。

☞ パレスチナ自治政府とハマスは対立しているのですね。

 

【ハマス】

1987年12月、ガザ地区の「ムスリム同胞団」最高指導者シャイク・アフマド・ヤシン(2004年死亡)が、武装闘争によるイスラム国家樹立を目的として設立した武装組織。

2002年に対イスラエル全面戦争を宣言したが、2005年2月に停戦に応じた。2006年6月、武装闘争を再開し、2009年1月、2012年11月、2014年7月及び2021年5月、イスラエル軍と大規模な戦闘を繰り広げた。

☞ 今回の戦闘は、2006年以降6回目なんですね。

 

【ヒズボラ】

ヒズボラの戦闘員は最大4万5,000人とされる。そのうち2万1,000人が常勤とされ、また、約5,000人がシリアで活動している。

ヒズボラは、イスラエルに対抗するため、「ハマス」、「パレスチナ・イスラミック・ジハード」(PIJ)、「パレスチナ解放人民戦線総司令部派」(PFLP-GC)、「アル・アクサ殉教者旅団」(AAMB)等パレスチナの組織と関係を有している。2021年6月に、最高指導者ナスララが、「ハマス」の最高指導者イスマイル・ハニヤとベイルートで会談し、両組織の協力関係の継続を確認した。

☞ ヒズボラは強力な軍事力を持っているようです。

 

国には、いろいろな機関があるものです。それぞれの機関が知っておくべき情報、知らなくてもいいが興味を引く情報、いろいろなものを発信しています。時間があれば、閲覧してみたいところです。良い時代になったものとは思いますが、これらの数知れない情報を常時監視しているAIには敵わないのは、仕方ないですね。