エンゼルスの大谷翔平選手が右ひじのじん帯修復をする手術を受けました。
今シーズンは日本代表としてのWBC優勝に始まり、MLBのレギュラーシーズンでの二刀流の大活躍です。疲労の蓄積がひじやわき腹などの故障につながったということです。手術は成功して、来シーズンの開幕から打者としての復帰は可能ということなので、よかったと思います。しかし、ひじの故障を繰り返すのは投げ方などにも問題があるのではないのでしょうか?
少し前ですが、2021年9月の記事です。
大魔神・佐々木さんの評価は「全体的に見て、理にかなった素晴らしいフォームで投げられている。コントロールの心配もないし、安定した投球を続けられるだろう。」ということです。
ちょっと気になるのが、 「(5)を見れば分かるが、右腕を下まで下ろさず、肘を少し曲げた状態からトップに持ってくる。パドレスのダルビッシュを参考にしたのだろう。」というところ。以前の大谷選手の投球フォームとの見た目で最大の変化です。
なんとなく、ひじは手術で修復できたから
もう大丈夫。これからは疲労を過度に溜めないように休息も取りながらプレーすれば、良い成績が残せるはずだ。というのは心配な感じがします。
設備管理の場合には、故障したからとりあえず修理して、過大な負荷をかけずに、だましだまし使うというのは良策ではありません。
階層的な故障分析をおこなって、その原因(一つとは限らない)をみつけて、対処することで再発を防止しなければなりません。
野球のことは知りませんが、大谷投手の場合、ここまで2度の手術でも負担は大きいと思います。パフォーマンスは落とさないで、ひじの故障が再再発しないよう、しっかり検討していると思います。投手大谷は2025年シーズンから復帰の予定とのことですから、新しい投球フォームで驚かせてくれることを期待しています。