相棒シリーズの杉下右京役、水谷豊さんは御年71歳です。科捜研の女シリーズの榊マリコ役、沢口靖子さんは58歳です。
お二人とも、元気でまだまだ現役で頑張られるとは思います。しかし、警視庁特命係も京都府警科学捜査研究所もよい仕事をしているのですから、組織を継続するためには事業承継をするほうがいいですね。とりわけ科捜研の女の京都府警科捜研は、事業継続・引継ぎのモデルケースとして、ドラマに新機軸をつくってもらえないでしょうか?
沢口靖子さんは1965年生まれで、1984年に「東宝シンデレラ」のグランプリになってデビューされ、翌年のNHK朝ドラ「澪つくし」のヒロインを演じています。
写真は、1986年にカネボウの化粧品CMに出演したときのものです。カネボウという会社は解体整理されて既に無いのですが、カネボウ化粧品は花王グループの会社として事業継続しています。
科捜研の女シリーズは1999年(沢口さんは34歳)にはじまっています。榊マリコは初登場時は30歳の設定だったそうで、その後も年齢設定がときどき放送されています。沢口さんの実年齢は58歳ですが、マリコさんは50歳くらいの設定のようです。それでも、20年以上に渡って、ずっと京都府警科捜研の法医研究員のままです。
この間に、奈良県警鑑識課にいた藤倉さんは京都府警の鑑識課長を経て、今は京都府警の刑事部長です。また、マリコさんより後に科捜研に来た日野さんが科捜研の所長(まぁ、マリコさんにあごで使われていますが・・)です。
持続化や女性活躍の推進という観点から、マリコさんが上級管理職となり、新しい”科捜研の女”あるいは”科捜研の男”、今どきであれば”科捜研のヒト”を育成して。科捜研の発展を目指すのが望ましいと思います。