ビッグモーター店舗前の立木が枯れていたということで、オレンジ色の除草剤が話題です。
この除草剤がよく効くということで。ポジティブな評判になっています。テレビに映っているオレンジ色は液体商品でした。実はこのブランドの顆粒タイプの商品を使用していますが、確かに他のメーカーの商品よりよく効くように思います(個人の感想です)。念のため、メーカーのwebサイトを開いてみました。
顆粒の商品は、根から枯らす仕組みなので、立木を枯らすことがあるので2m以上離して散布することと注意事項が書いてありました。一方で、液体の商品の法は、葉や茎から枯らすので、立木を枯らすことはないとあります。
つまり、テレビに映っていた空ボトルの液体商品が、直接に立木を枯らしたわけではなさそうです。
実際は顆粒商品も使っていたのですが、空容器は紙袋なのですぐ捨てて、液体のポリ容器は残っていたのかも知れません。また、そもそも、違うメーカーの除草剤を使っていた可能性も高そうです。
つまり、オレンジ色の除草剤の効果を示す客観的な情報はないのですが、実際にこの商品が売れているのだそうです。ちょうど盛夏になっていて、草刈りに追われて疲れていた多くの人の期待を集めてしまったのでしょう。
こういう偶然によって、意図せずに生まれるヒット商品というのはときどきあるようです。
「日経トレンディ 2022年ヒット商品ベスト30」を参照してみます。
【1位】Yakult1000/Y1000 ”睡眠改善をうたう新乳酸菌飲料が社会現象に。「悪夢を見る」との噂拡散で争奪戦勃発。”
なんと、1日に200万本以上売れているそうです。マツコ・デラックスさんがテレビで好意的なコメントをしたのをきっかけにSNSから拡散していったそうです。
【2位】ちいかわ ”SNS発のキャラが“国民的キャラ”に成長。かわいいだけではない多様な展開で魅了。”
ほんわかした漫画作品に人気が出たのですが、爆発的な拡大はキャラクターをつけたプレートやカード入が、推し活のZ世代に認められたからだそうです。(よくわかりませんが・・)
【3位】PCM冷却ネックリング ”24~28度で凍る新冷感グッズが“瞬間蒸発”。「行動制限なし」の夏のお守りとしてブレイク。”
冷却ネックリングは、今年も猛暑でバカ売れのようです。F・Oインターナショナルのアイスリングという商品が先行商品ですが、2021年に4万個の販売が、22年は70万個に増えたそうです。キッズ向けやペット向けの宣伝が大人向けにも効果が出たのかもしれません。