WBCが開幕して、投げて打って、大活躍の大谷翔平選手が「怪物」と絶賛されています。
賞賛の言葉が「怪物」というのもいかがなものかとは思いますが、人間離れした活動であることに疑いの余地はありません。野球で「怪物」と言えば、我々世代では江川卓になります。実は、江川さんの場合は、野球のプレーもあったのですが、特徴的な耳の大きさが藤子不二雄の「怪物くん」を思わせたということもあります。
ところで、アニメの「怪物くん」は、怪物ランドの王子で、ドラキュラ・フランケン・おおかみ男を手下にしています。しかし、怪物くんは腕力も強く、自由に変身できたり念力を使えたり、手下がいなくてもとっても強いのです。
「昭和の怪物」江川選手の後を次いだ「平成の怪物」松坂大輔もアニメ級の大活躍でしたが、大谷翔平のスケールは壮大過ぎて、アニメにもできないです。ひたすら「Sho Time」を楽しみましょう。
それにしても、どういうメカニズムで、こういう特異な人物が生まれ育っていくのかを解明できればよいのですがね。まぁ、どうにも分からないからこそ「怪物」なんでしょう。
野球選手の愛称は「神の子」田中将大、「神ってる」鈴木誠也、「神様仏様」稲尾さまなどの神様系、「ゴジラ」松井秀喜、「大魔神」佐々木主浩、「鉄人」衣笠祥雄、「おかわり君」中村剛也、「ブンブン丸」池山隆寛などのキャラクター系、などいろいろあります。「ハンカチ王子」斎藤佑樹のように綺麗なものもありました。
WBCでは、好選手なのに全国的な知名度がそれほどでもなかった選手もいます。名は体を表すともいいますから、うまい愛称がついて人気と実力が高まるといいですね。
とりわけ、我がカープの守護神・栗林良史によい愛称はないものでしょうか?「クリリン」では、カープのローテーションの要である九里亜蓮とモロかぶりなんです。