異次元の少子化対策。ドラえもんと生きる22世紀は?

 少子化対策とは『結婚、妊娠、子供・子育てに温かい社会』の実現ということです。

 

今後の少子化対策で生まれてくる子供たちは2024年生まれです。人生100年時代といわれますから、天寿を全うすれば2124年まで生きるわけです。そうなれば、2124年の世界を想像してみることは大事です。藤子不二雄のアニメ、ドラえもんは2112年9月3日生まれだそうですから、この子供たちはドラえもんと一緒に生活するのです。

 

ドラえもん
ドラえもん

22世紀初頭の科学技術はどこまで発展しているでしょうか?

まぁ、猫型ロボットのドラえもんは間違いなく完成していると思います。四次元ポケットはわかりませんが、藤子不二雄さんが考え付いた秘密道具の多くも実用化されているに違いありません。

 

AI(人工知能)の進化・発展の速度はこれからも加速していくでしょう。ドラえもん程度の会話や思考ができるようになるのは、今世紀中のことと思います。22世紀初頭であれば、AIは人間の全ての認知機能を高度に代替している可能性が高いでしょう。

 

2050年にカーボンニュートラルを達成できるのは日本など一部の国ですから、22世紀初頭まで地球温暖化は進行します。地球の平均温度は今より5℃高くなり、海面は1m以上高くなります。3Dプリンターでつくられた建物が並ぶ海上都市に暮らす人も多くなるでしょう。月や火星に住む人も少しづつ増えていくかも知れません。

 

世界の人口は2070年代に100億人を超えますが、その後は急速に減少に転じます。22世紀初頭には半減して50億人規模となり、その半分以上はアフリカ大陸に住んでいます。日本の人口は3000万人台、中国でも5億人台となっていると予想されます。

感染症や遺伝性疾患は全て克服されていて、熱中症が死因の第一位になっているようです。男女の組合せ以外の婚姻が増えることもあって、子供の半分以上が生殖補助医療によって生まれるようです。