1961年に日本初の野外彫刻展が宇部市で開催されました。
【公式サイトより】
空と、風と、緑と、アート。宇部で彫刻に出会う
「UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」は、2年に1回開催される世界でもっとも歴史ある野外彫刻の国際コンクールです。最新作を鑑賞できる野外彫刻展では、国内外から約10万人の来場者を迎えます。宇部市内に設置された野外彫刻は200点超え。国内屈指のコレクションとして、市街地や公園など市内のいたるところで常設展示された多彩なアートに出会うことができます。☞ UBE ビエンナーレとは
UBEビエンナーレは来年の開催が30回目になります。優秀な野外彫刻の作品を宇部市が買い取って市内各地に設置しています。
ときわ公園や山口宇部空港、恩田運動公園などに多数が設置されているだけでなく、宇部市の旧市街地の道路や公園、バス停などは彫刻まみれです。
美術ファンならずとも、彫刻をみながら散策するのはお奨めです。
ちょっと提案なんですが、もっと行きにくい・見つけにくいところに彫刻を設置してみてもよいような気がしています。北部地区にあるいくつかの彫刻を除くと、たいていの彫刻はマップを手に歩くと簡単に見つけられます。
もっと、山の中にある神社の境内とか、漁港の桟橋の先とか、田んぼの畦道とか、行きにくい・見つけにくいところにも設置してみてはどうだろうか? なんだか、そのほうが楽しいような気がします。彫刻が、周辺の建物や風景に溶け込む(あるいは反響する)ようなことが面白くないでしょうか?
写真は宇部市北部の廃校になった小学校に設置されている彫刻です。たぶん、宇部市内の彫刻で一番行きにくいところにあります。
「じいちゃんの鼻の穴に宇宙があった。」という2013年の作品で、作者は佐藤圭一さんです。☞ 佐藤圭一 公式サイト
不思議な宇宙を探しに、おいでませ山口へ!
おいでませ宇部に!