政府は4月以降は「屋内でのマスク着用を原則不要」とすることを検討しているそうです。
科学的合理性で言えば、新型コロナ感染症の広がりに対してマスク着用は効果がありませんから、着用を義務付ける意味はありません。しかし、私は感染症を恐れて、相手への感染拡大に気をつけているというメッセージになるので、社会的合理性があります。本来は、科学的合理性が社会を説得するべきですが、日本の科学者はその労をとることを厭います。
もし、人が一つのウイルスとすれば、マスクの目は1000m四方くらいです。人は悠々とその間を通り抜けます。というか、マスクがあることにさえ気づかないと思います。
人が1万人も乗った大型タンカーであれば1000m四方の網に引っ掛かってしまいます。これが飛沫感染に当たりますから、この点ではマスクの効果はあります。咳エチケットと言われていました。
今の新型コロナ感染症の拡大は、陽性率70%を叩き出す不思議の国のPCR検査で醸し出されているので、飛沫感染などは問題外になっています。
日本人、日本のサービス業の大きな特徴は「おもてなし」です。
おもてなしの深さは、「パーソナリティー×スマイル×アイコンタクト」という式であらわされます。コロナ禍で、スマイルを封じられていた分、アイコンタクトは強化されてきました。
サービス業に従事する全ての人が、スマイル開放を機に、パーソナリティーを強化して、おもてなしを深めたいものです。コロナ禍からの回復が遅れている、日本のサービス業の底力を発揮するときでしょう。