2022年サッカーワールドカップも決勝戦と3位決定戦を残すばかりです。
日本代表選手もテレビやマスコミに出演して、サッカー人気を盛り上げるのに一役買っています。実際に日本のサッカー人口について、JFA(日本サッカー協会)の統計Databoxをみてみました。やはり少子化の影響は避けがたいようです。また、子供たちにはサッカー以外のスポーツもあり、ゲームなどもあるので取り組む選択肢が増えています。
黄色の第4種(小学生)は2013年度の約31万9千人をピークに減少に転じました。第3種(中学生)は2014年度がピーク、第2種(高校生)は2016年度がピークです。大学・社会人の第1種登録選手は遡って1996年度の約19万3千人がピークで2021年度は約12万5千人となっています。
また、女子も2013年度に一旦は3万人を超えましたが、その後は2万8千人前後で横ばいです。一方で、シニア選手は順調に増えていて、2021年度は約4万2千人と女子を突き放すいきおいで増えています。総登録者数は約83万人です。
何だか、これからの日本サッカーに黄色信号にも見えますが、ワールドカップで日本を破って勝ち上がっているクロアチアは総人口でも450万人です。いくらサッカーが盛んと言っても、サッカー選手が83万人もいるはずはないでしょう。
若いサッカー選手の皆さんが、日本代表の活躍をみてモチベーションをさらに高めて、一層頑張ってくれると期待しています。