新型コロナ検査陽性者の全数把握に何の意味があるのかなぁ?

医師・専門家・地方政治家は必死の形相で煽り続けますが、どうなんでしょうね?

 

今日の感染者(実際は検査陽性者)は18万人超で、死亡者は248人だそうです。たいへんな数字です。今やPCR検査は検査陽性率が75%とムチャクチャで、信頼性ゼロですから、感染者数に言及するのは止めます。死者の248人ですが、新型コロナが原因で亡くなったわけではなく、陽性と判定された人の死亡数です。

 

一般に病気というのは重症になって死亡するのですが、今日時点で新型コロナの重症者は日本に627人しかいません。ワクチン接種が進んだので重症者が出ていないんだ、なんてトンチンカンなこと言う人もいますが、その人は死亡者の増加についてはどう説明するのでしょうね?

 

新型コロナの死亡者とカウントされていても、新型コロナ以外の原因で亡くなった方が多くて、最も多い死因は老衰です。

何しろ、第7波といわれる直近2か月間の死亡者の34.1%が90歳以上(健康長寿大国・日本って、凄いでしょ?!)です。以下、72.4%が80歳以上、89.9%が70歳以上の高齢者です。高齢になるほど亡くなる確率が高くなり、さらに何らかの疾患があれば亡くなる確率が高くなるのは自然なことです。

 

ここまでの経緯をグラフにしてみました。重症者の数が既に頭打ちで減少に転じています。夏風邪の微かな流行も終わりに向かっています。

ウイルスが変異すれば弱毒化するのは、自然科学(数学や物理の世界)の原理なので、医師がいくら煽ってもムダですね。・・例外としては、人以外の動物を媒介して変異する場合がありますが、ペットを殺処分しようという議論にはなりません。

新型コロナ騒動の振り返り
新型コロナ騒動の振り返り

新型コロナの累積死亡者数は38,762人ですが、このうちでコロナウイルスが原因で亡くなった人は、いったい何人いるのでしょうね?以前紹介したアドバイザリーボードのデータでは約20%だったので、2年半で8000人くらいでしょうか。

 

季節性インフルエンザでは、毎年2か月余りの期間に3000人くらいが亡くなります。これは、新型コロナ基準の死者数では、1万人を超えるはずです。重症者も数千人の規模です。

 

それでも、日本社会は賑やかに回っていましたし、医療崩壊も起きませんでした。医療の人手不足という人がいますが、高齢化が進行している日本では、働く人の13人に1人が既に医療従事者なのです。これ以上、どうしろっていうのでしょうか?

 

政府の政策転換に対して、今までは何だったのか?と煽るマスコミ関係者もいますが、ウイルスは変異して、これまでの風邪と同じリスクレベルまで下がったので、もう安心です。って尾身さんが言えばよい(凄いバッシングを受けるでしょうが)のではないか?と思うのです。

 

尚、今やコロナワクチンに何の効果も無く、むしろリスクを高めるだけということは、いみじくも総理自らが証明されました。こちらも早く止めないと、マズいですね。