PCR検査を絶対的基準にしている不思議

PCR検査のついに陽性率70%。馬鹿じゃない!って言ったら怒られるよね?

 

PCR検査の敏感度は人工的に調整されたサンプルを測定した場合では90%以上ありますが、通常の検査ではサンプル採取の技術の課題があり、PCR検査全体の感度は約70%と推定されています。直近1週間の陽性率がついに70%を超えました。これが何を意味するのかは、言わずもがなです。PCR検査をgolden standard にしていることの間違いは、誰でも知っているはずですが、何故か口には出しません。

 

いろいろ書いて批判されるのも嫌なので、データと写真を置いておきます。

先ずは、予備知識として・・

 

ダウンロード
新型コロナウイルス感染症の論点(Ⅰ)鎌江伊三夫.pdf
PDFファイル 4.6 MB

次に、厚労省のオープンデータから・・

 

ついに陽性率(7日間)が70%を超えちゃいました。

 

次に、PCR検査場(NHKニュース画像)・・

案内の人のフェースガードとか、仕切りのアクリル板なんかに何個かのウイルスが付着していたら、誰一人も新型コロナに罹患していないとしても、この人たちの7割は陽性判定となるでしょう。

 

最期に、某医師のPCR自動検査機・・

これで(まさか、こんなところで)ウイルス検査をすれば、結果はみえています。

 

PCR検査は、1個のウイルス(正しくは、ウイルスの残骸である核酸)を1兆個に増やして測る検査法です。ウイルスはとっても小さくて1兆倍にしないと測れないないのです。普段でも1人の人には、約380兆個のウイルスが共存していますが、何かの症状でも出なければ気にならないですよね。