統一教会の問題には、宗教系の大学出身者は少し口が重いような気がします。
日本でも大学をはじめとして、高校・中学校・小学校・幼稚園・保育園まで、宗教関係の教育機関はたくさんあります。今回の一連の統一教会の問題では、宗教系大学出身者は発言に少し注意しているように思います。(個人の感想です)
例外は、上智大学(イエズス会系カトリック)卒の目加田説子さんでしょうか。ただし、目加田さんは、その後米国に留学し、帰国後に大阪大学で博士号を取り、現在は中央大学の教授なので上智要素は希薄かも知れません。
さて、国会議員の出身大学は、東京・早稲田・慶応義塾・京都・日本・中央と続き、7位が創価大学です。創価大学は仏教系の大学と言っていいでしょうが、出身者がこの問題に言及しないようです。
創価大学に続き政治家を輩出している宗教系の大学は、9位が上智、13位が青山学院、16位が同志社と続きます。ここまでみんなキリスト教系の大学です。
他には、立教、明治学院、国際基督教大学など、政治家だけでなく評論家や司会者・コメンテーターでマスコミに登場する人も多いですが、総じて、この問題には口が重そうです。かなり、気をつけて話をしている印象です。
創価大学以外の仏教系の大学出身者の情報発信も聞きません。龍谷、大谷、立正、大正、駒沢などが有名な仏教系大学ですが、そもそもマスコミに登場する人が少ないからですね。神道系の大学出身者もマスコミに登場することが少ないのです。
増田ユリアさんは、中学高校は横浜女学院(プロテスタント)ですが、大学は何故か国学院です。増田さんは家族も含めてキリスト教徒(正教会)だそうで、洗礼名を通称で使われています。
増田さんと池上彰さんが登場するYouTubeチャンネルがありますが、こちらも少し歯切れが悪いですか? 池上彰さんは愛知学院大学の特任教授としての活動がかなり多いのですが、愛知学院は駒沢や東北福祉と同じく曹洞宗の大学です。