ナイチンゲールの第一原則がコロナ騒動から健康を守る

テレビは、暑さが厳しいなか、観光地にカメラを出してインタビューをしています。

 

熱中症の危険があることから(+コロナウイルス感染症のリスクとマスク着用にポジティブな因果関係が無いことから)、屋外でのマスク着用は止めるようにと言われています。しかし、テレビで映っている観光客は、きっちりマスク着用したうえで、ディスタンスを取らされています。いやはや、日本のマスコミって凄いですね。

 

看護覚え書(ナイチンゲール)
看護覚え書(ナイチンゲール)

「看護覚え書」は、ナイチンゲールが1859年に著した本です。

 

ナイチンゲールは、「看護することを教える手引書ではない。これは他人の健康について直接責任を負っている女性たちに考え方のヒントを与えたいという、ただそれだけの目的で著した。」と述べています。

 

しかし、「看護覚え書」は、発売当初から欧米の看護学校で教科書として広く採用されました。また、日本の多くの看護学校でも、明治時代の終わり頃から現在まで副読本として使われているそうです。

 

Amazonより:「看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさ、などを 適切に整え、食事内容を適切に選択し 適切に与えること ― こういったことのすべてを、患者の生命力の消耗を最小にするように整えること、を意味すべきである」 と看護の原点と基本的原理を論述する本書は、すべて看護を学ぶ者の必読の書である。

 

「看護覚え書」は13の章から成っています。その第1章は「換気と加温」です。

 

ナイチンゲールは、看護の第一原則は「屋内の空気を屋外空気と同じく清浄に保つこと」だと説いています。これが、良い看護が行われているかどうかを判定するための規準としてまず第一にあげられることであり、看護婦が細心の注意を集中すべき最初にして最後のことであると言っています。

 

何をさておいても患者にとって必要不可欠なこと、それを満たさなかったら、あなたが患者のためにするほかのことすべてが無に来するほどたいせつなこと。反対に、それを満たしさえすれば、ほかのすべて放っておいてよいとさえ、私は言いたいことがある。

それは、《患者が呼吸する空気を、患者の身体を冷やすことなく、屋外の空気と同じ清浄さに保つこと》なのである。

 

マスクの内部は(外もですが)、ウイルスやら細菌がどんどん繁殖していて、いっぱいいっぱいです。是非、屋外の清浄な空気を呼吸するによって、健康を取り戻してください。

もし、それでもあなたがマスクをどうしても着けたいのなら、一度使って外したマスクは、安全に廃棄処分して、常に新しいマスクを装着しましょう。