マクドナルドのメニューに「スマイル0円」が掲載されたのは1990年頃だそうです。
マクドナルドは、飲食物を提供するのですから飲食業です。ちょっと下世話な話になりますが。お客がマクドナルドに支払うカネは、モノの価値に対してだけではなく、スタッフが調理をするという行為、料理を運んでくるという行為、店舗でテーブルを占有し、空間を楽しむといった行為にも支払っています。飲食業がサービス業の一つであるという理由です。
同じ理由で、小売業・運輸業・宿泊業・教育業・医療福祉など、全ての第三次産業のことをサービス産業と言います。
サービス産業に従事する多くの人に「スマイル0円」の心があると、その会社は繁栄していくと思います。
飛行機に乗るとき、キャビンアテンダントさんのスマイルだけに価値があるわけではありません。飛行場のスタッフさんの振る舞いやスマイルのも大きな価値があります。パイロットや整備士が乗客との直接ふれあうことは少ないですが、乗客の快適なフライトを目指しているものと思います。
さて、コロナ騒動の無意味なマスク強要で「スマイル」を見ることのないままに、2年余りが経ちました。今も、サービス業の多くが苦境に喘いでいます。この苦境を脱するには、やはり「スマイル」しかないと思います。頑張ろう!日本のサービス業!!