チャールズ・チャップリンは映画『独裁者』を1940年に製作しました。
ヒトラーを思わせる独裁者と間違えられ、入れ替わった床屋の男が、ラストシーンで兵士たちの前で短い演説をします。今、改めて聞いてみる価値があるようです。
【冒頭のあらすじ】ユダヤ人の床屋で二等兵の男(チャップリン)は、前線で味方とはぐれ負傷した士官を救出する。士官と床屋は、小型飛行機で飛び立つが墜落し、士官は助かるが、床屋は衝撃で戦場での記憶をすべて失って入院することになった。
床屋の入院中に政変が起こり、独裁者(チャップリンの二役)が君臨して、国中のユダヤ人を迫害するようになっていた。
床屋は病院を抜け出して、自宅兼理髪店に戻ってくる。
ある日、床屋は独裁者の手先である突撃隊に暴力を振るわれ、抵抗したために絞首刑にされそうになる。そのとき突撃隊長になっていたのが、たまたま戦場で援けた士官だったので、一命を取り留める。
その後、いろいろあって床屋と独裁者が入れ替わるわけですが、そこらあたりは映画を観てください。そして、映画の最後で、床屋は独裁者と間違えられたまま、大勢の兵士の前で演説を行うことになります。
80年以上前、太平洋戦争の開戦前の映画です。これじゃ、日本が戦争に勝てないわけです、
そして、人は変わっていないわけです。何とか、戦場のロシア軍の兵士が古いアメリカ映画を観る機会をつくれないでしょうか?
s**t kingz(シットキングス)のダンスパフォーマンスも是非ご覧ください。