シダレザクラにシバザクラ。里山は華やかです

ソメイヨシノは見頃を過ぎましたが、今はしだれ桜と芝桜が見事に咲き誇っています。

 

山口県では町と町をクルマで移動するには中山間地を越えることが多いです。よく使う、宇部市から美祢市や萩市に行く道、宇部市北部から山口市に抜ける道は中山間地を越えます。ちょうど八重のしだれ桜が盛りになってきたので、色鮮やかで美しいです。棚田には芝桜が色とりどりに咲いています。菜の花の黄色も目立つので、日本の里山は本当に美しいですねぇ。

 

しだれ桜
しだれ桜

ソメイヨシノは寿命が60~70年と短いそうです。しだれ桜もソメイヨシノと同じく栽培種ですが、樹齢が数百年の老木も多いそうです。

また、しだれ桜にはいろいろな種類があるようで、花の色も樹によって濃淡がかなり違います。全般に、花の風情は、ソメイヨシノよりしだれ桜のほうが快活な印象があります。

 

コロナ騒動のため、お花見が無い3度目の春です。

お花見を日本の伝統文化の象徴のように言う人もいますが、実際は主として会社や組織で働く人の文化と思います。サブカルチャーですね。

 

勤めていたときは、会社に花見担当の人がいて、毎年趣向を凝らした企画をしていました。フリーランスになると、お花見とはめっきり縁が薄くなりました。

 

お花見は、勤め人にとっては、安価で適度な高揚感やライブ感を感じられる優れたイベントでした。異動の時期にも重なり、日の入りの時刻もちょうど適当です。微妙に花冷えして。寒くなるのも都合がよいです。お花見が、業績向上につながるような気はします。

 

科学的には、お花見に感染リスクは無いのですが、コロナバブルに浮かれている専門家さんたちは科学者ではないので、許してはくれませんね。まだまだ、感染拡大の懸念があると必死で煽ろうとしています。困ったものです。