2月10日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の資料(鈴木委員提出)です。
オミクロン株流行期(今年の1週~5週)の症例です。デルタ株の感染者も混ざっています。発生届出時に肺炎以上割合をワクチン2回接種者と未接種者で比較しています。12~64歳でワクチン接種ありで肺炎以上が0.23%、接種なしは0.25%です。重症化を防ぐといわれるワクチンですがその効果は0.02%でした。
新型コロナ感染症に罹ると重症化リスクが高いとされる65歳以上では、接種ありが1.93%で接種なしが2.52%です。0.59%の重症化防止効果があるということになりますか?
さらに、5歳以上のこどもにもワクチン接種をするそうですが、この年代で(もちろんワクチン接種なし)で肺炎以上になった事例は0.06%、1万人に6人です。これまで2年に渡る新型コロナ感染症騒動で、亡くなった子供は1人もいないのに、ワクチン接種を奨める理由がよくわかりません。
一方で、ワクチン接種すると重い副反応があることがわかっています。3回目の副反応は、さらに厳しそうです。今のところは医療従事者のデータですから、最も健康に留意しているだろう現役世代です。
○ファイザー社ワクチン初回接種者に対する3回目接種後中間報告(令和4年2月18日)
3回目ワクチン摂取して、38℃以上の発熱があった人が約20%(37.5℃以上は40%超)です。38℃以上の熱はしんどいです。皆さん、医療従事者なので解熱剤を適切に処置して3日目には熱が下がっているようです。
全身倦怠感を感じた人は70%(接種後9日目で1.36%)、頭痛が50%(接種後9日目で1.49%)です。2日くらい休んだ後に、倦怠感や頭痛に悩まされながらも職務を遂行していただいていることに頭が下がるのですが、なんだか釈然としません。