会議は一堂に会して最良の施策を見出す場

会議とは「関係者が集まって相談をし、物事を決定すること。また、その集まり」。

 

他の辞書には「合議体の構成員が一堂に会し、一定の事項(議題)について、意見と情報を交換し合って審議を行い、最良の施策を見出そうとする会合、またはそのための組織をいう」とあります。最近は、「集まって」「一堂に会し」ではない会議が増えています。

 

オンライン会議
オンライン会議

今日は10数か所をつないだオンライン会議に参加しましたが、伝達と報告が主だったので支障はありません。

 

それにしてもこの2年間でオンライン会議に係るハード・ソフトは飛躍的に進歩したように感じます。また、取り扱う人の習熟度も高くなったので、トラブルや障害は全く発生していません。

 

しかし、会議の内容によっては、オンラインでは目的を達成できないこともありそうです。具体的には、結論が決まっておらず相手を説得する必要があったり、アイディアを出し合って結論を作り上げるような会議です。つまり文字通りのディスカッション(Discussion)をするときです。(disは「徹底的」cussは「打つ、たたく」-ionは接尾辞。ディスカッションは徹底的に叩き合うこと)オンライン会議と集合会議の選択も必要です。

 

どうも、世界がギクシャクしているのもオンライン会議が増えたことに一因があるのではないかと思います。お互いに、生身の人の顔色や態度で相手がどこまでの覚悟があるのか、無いのかを判断しなければ、正確な意思決定ができません。

無用な(まぁ、歴史が判断するわけで無用だったかどうかはわからないのですが・・)衝突や摩擦を誘発するようで不安です。

 

毎年の季節性インフルエンザと比較して、新型コロナ感染症は被害が小さいことが明らかになっています。そろそろ、まともな世の中に戻さないと、世界が取り返しのつかないことになりそうで、恐ろしいのです。