マスコミで感染が拡大していると報道されている国は、おしなべてワクチン接種が進んでいる国です。素朴に変だなぁと思います。
世界中のメディアが引用する「Our World in Data」(オックスフォード大学と教育慈善団体ザ・グローバル・チェンジ・データ・ラボ(The Global Change Data Lab)が共同で制作する各種データまとめサイト)の「コロナ感染症(COVID-19)」関連データから参照しました。たぶんフェイクはないと思います。
「Our World in Data」からワクチン接種のデータをダウンロードします。
このデータセットから、ワクチン接種率の最新データがある国で且つ人口100万人以上の国を選びました。全56か国です。
下部に表を示しています。
ワクチン接種率と直近の新規感染者数を右にグラフにしてみました。
無垢な目で見れば、ワクチンを打てば打つほど感染者が増えていくように見えるのですが、おかしいですか?
どうにも、よくわかりません。
尚、青字にしている国は接種率180%を超えています。ブースター接種(3回目接種)がかなり進んでいる国です。
直近で、人口当たりの感染者が最もたくさん出ているのは、全豪オープンに出場するジョコビッチ選手の入国を認めるか否かで騒動になっているオーストラリアです。オーストラリアのワクチン接種率は172%と先進国のなかでも高いですし、南半球で今は真夏です。
表から素直にみると、ワクチン接種の効果があったのは中国とカンボジアだけ(死亡者数からはみると、日本も)のように見えますね。本当でしょうか?