ノルディックウォーキングをしている人を見かけました。何だか、調子がよさそうです。
ポールを二本持って、大股で歩くノルディックウォーキングですが、一時期(10年くらい前でしょうか?)、少しブームになっていたように思います。ちょっと見かけなくなっていたのですが、最近はよく見るようになってきました。ちょっと興味が湧いています。
webで「ノルディックウォーキング」を検索するといろいろな情報が得られました。
どうも、運動生理学的に考えて健康の維持や増進に効果がありそうです。生活習慣病や慢性疾患の緩和にも、よさそうなので推奨したいところです。
ノルディックウォーキングが健康増進になる理屈としては、普通のウォーキングと比べて歩幅が広くなり、走行速度が上がることが挙げられます。負荷率としては、10%以上は高まりそうです。
さらに、両腕を使ってポールを操作するので上半身の筋力向上にもなります。ポールは推進力にもなるので、負荷が上がったほどに下半身へのダメージがありません。そのうえ、ポールには転倒防止の効果も期待できるので安全性も高そうです。
道具としてポールが必要ですが、これさえ準備できれば、誰でも簡単にできます。ちょっとオシャレなイメージもありますから、そのうちトライしてみたいと思います。
と、ここまで書いて、これをビジネスに使わない手は無いと考えます。ノルディックウォーキングには、それほど厳しいコースは必要ありません。多少のアップダウンがあって、ある程度の横幅がある(二人で並んで歩きながら話ができるくらいの幅)コースであれば適合です。
その際に、素晴らしい風景が周りにあれば言うことありません。そう考えれば、山口県はノルディックウォーキングに適したコースがたくさんつくれそうです。観光振興を兼ねて、ノルディックウォーキングの普及にチャレンジするのは面白そうです。
また、競技としてのノルディックウォーキングもあるそうです。例えば、1周が1㎞のコースを5周するとして、各周回の所要時間の差あるいは歩数の差が最も少ない人が優勝するといった競技です。スピードの速い遅いは関係ありません。それぞれの人が、自分なりに一定の速度や歩幅で歩くことを目指します。
「みんな違ってみんないい」ですね。