2022年「寅年」は飛躍の年になる

今年はこれで最後のブログとします。昨年の12月30日のブログの続きです。

☞ 2020/12/30 2021年、丑年は我慢の年

 

干支の動物からの連想で、子年は変化の年、丑年は我慢の年、寅年に飛躍し、卯年は平穏に、辰年に再び飛翔し、巳年に脱皮・・・・なんて言います。2021年の丑年は、まさに我慢の年でしたが、いよいよ飛躍の寅年です。なにしろ丸2年間も鬱々としていたのですから、他に深ければ山高し、2022年にはどんなに良いことが起こるか、ワクワクしています。

 

しまじろう
しまじろう

前回の寅年は2010年でした。小惑星探査機「はやぶさ」が、7年に及ぶ苦労の末に、小惑星「いとかわ」からサンプルを携えて地球に帰還しました。

世界で初めて、地球の重力圏外にある天体に着陸して戻ってきたわけです。感動的です。

明るいニュースには乏しい年でしたが、リーマンショックから立ち直って、飛躍へと向かう年だったとは言えます。

 

その前は1998年です。ここは、不況の中で厳しい年だした。飛躍の年とはいい難いですね。

大相撲では若貴兄弟横綱が誕生して全国を熱狂させました。ただ、この兄弟のその後は必ずしもハッピーではありませんが・・。

 

その前の1986年は、まさにイケイケの飛躍の年です。バブル景気がはじまった年で、ほんまにえんじゃろうか?というくらい明るいというか、オバカな年でした。女性はボディコンのミニスカート、男性もゴールドのアクセサリーをジャラジャラさせて踊り狂っていました。

 

その前は1974年。この年は戦後初めて経済がマイナス成長になった年です。インフレが進行してストライキが頻発しました。あんまり良いエピソードが見つかりません。ノストラダムスの大予言とかユリゲラーのスプーン曲げ?とか、超能力やオカルトがブームになった変な年でした。

 

気を取り直して1962年。この年は、高度経済成長の真っ只中で、日本中にロックロールが流れ、ツイストを踊っていた年です。公害が酷くなるなど負の側面も大きくなっていましたが、誰もが今日より明日がよくなると信じていました。

 

戦後初めての寅年は1950年。朝鮮戦争が勃発した年です。言葉は悪いですが、日本の飛躍的な戦後復興の出発点となった年です。但し、日本はまだ主権を回復しておらず。マッカーサー率いる連合軍の統治下です。「貧乏人は麦を食え」が問題になりました。

 

というわけで、寅年がいつも「飛躍の年」ではないようです。良かったり悪かったりしています。それでも、寅(この場合は虎かな)は百獣の王であり、強く賢い者の象徴です。

2022年が良いほうの寅年になるように期待しています。

 

それでは、また来年。皆さま、よい年越しをしてくださいませ。

 

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