日本で多い名字のトップ10は、「佐藤」「鈴木」「高橋」「田中」「伊藤」「渡辺」「山本」「中村」「小林」「加藤」だそうです。ここまでで、日本人の約10%を占めます。
中国で多い名字のトップ10は、「李」「王」「張」「劉」「陳」「楊」「黄」「趙」「周」「呉」です。この10姓で中国人の約40%を占めます。結構高い比率です。
韓国では「金」「李」「朴」「崔」「鄭」「姜」「趙」「尹」「張」「林」がトップ10で、ここまでで、なんと韓国人の約65%、2/3になります。これは高いです。
アメリカのトップ10は、「Smith:スミス」「Johnson:ジョンソン」「Williams:ウィリアムズ」「Brown:ブラウン」「Jones:ジョーンズ」「Miller:ミラー」「 Davis:デイビス」「Garcia:ガルシア」「Rodriguez:ロドリゲス」「Wilson:ウィルソン」です。ここまでで全アメリカ人の約5%になります。こちらは、割合が低いですね。
まぁ、アメリカはいろいろな出自の人が混ざり合っている大国ですから、苗字もたくさんありそうです。
欧米人の名前では、ジョンソン、ウィルソンのように~ソンとつく名前が多いです。ソンは息子の意味ですから、ジョンの息子、ウィルの息子です。ウイリアムズとかロドリゲスの~スも同じく息子のことです。
北欧の人の~センも息子のことです。クリステンセンやアンデルセンです。デンマークの苗字トップ10は全て~センです。「ニールセン」「ヤンセン」「ハンセン」・・・。
東欧の人の~ヴィッチも息子のことです。ミハイロビッチとかイヴァノヴィッチとかです。セルビアの苗字ランキングのトップ10では、惜しいことに5位に「アイリック」が入って、ヴィッチの独占を阻止しています。
ちょっと変化技で、マクドナルドとかマッカーサーのMc~も息子のことです。ドナルドの息子、アーサーの息子です。