イギリスでコロナ再拡大というニュースですが?

イギリスで新型コロナ感染者が急拡大しているということです。

 

☞ 2021/10/21 イギリスで3カ月ぶりに感染者5万人超え

昨日(2021/10/26)時点で7日間の移動平均で、1日当たり44,576人の検査陽性者が出ています。イギリスの人口は日本のほぼ半分(6670万人)ですから、日本で言えば1日9万人の感染者ですね?なかなかの数です。重症者(ICU入院)が892人、死者の7日間移動平均が140人です。

 

2021/10/26 ロンドン
2021/10/26 ロンドン

ロンドンの街ではマスクなどつけている人は少なく、普通の日常生活が続いているということです。(写真は毎日オンライン)

 

プレジデントオンラインの記事をリンクします。☞ 2021/10/25 「感染者4万人でもマスクなしが当たり前」イギリス人の生活がコロナ前に戻りつつあるワケ

 

イギリスでは2021年7月半ば以降、まるで何事もなかったかのように、ほぼ通常通りの生活を送ることができるようになっている。パブには人があふれ、買い物客も戻ってきた。ロンドンの繁華街では人混みをかき分けるような経験もするし、公共交通機関も時間帯によっては混み始めている。

 

この結果、経済活動は順調に回復しており、21年の第2四半期には国内総生産(GDP)が5.5パーセント増加している。

 

マスク着用をめぐるイギリスの事情と日本の事情を比べてみると、イギリスの方がより選択肢の幅は広く、自由度が高いと感じる。イギリスでは自分で「要らない」と判断したら、つけない選択をする人が多い。たとえ義務化されていようとも、自分のために必要ないと判断すれば、悪びれることなく着けない選択ができる。

 

他人と違う意見を持つことは、悪いことではない。これがイギリス社会にある根本的な考え方だ。他人の意見に耳を傾けると同時に、自分の意見を述べ、より良い結論へと導く。皆が同じ意見である必要がない。特にロンドンは生まれた国が違う人も多いので、そういった共通認識があるから暮らしやすいのかもしれない。

 

あなたは自分の人生を生きるのか。それとも自分の人生を他人の手に委ねるのか。新型コロナウイルスをめぐる一連の社会的な現象は、そのことを教えてくれているようにも思える。全て自分で選ぶことができる。そういう基盤に立つと、もっと自由に生きることができる。それが自分を大切にするということだ。

 

日本もこうなるといいですね。