「僕は君の前で、息を止めると、呼吸ができなくて、胸が苦しくなるんだ」
「幸せなことがあると、ハッピーだな！と思ってしまう」・「上をむいてばかりじゃ、生きてゆけない」・「あきらめたら、そこでギブアップだよ」・「笑ってごらん、きっと笑顔になれるから」・・・・「第五波のつぎには、第六波がきっと来る」・「日本人には、コロナで死ぬ人と、コロナ以外で死ぬ人がいる」・「若者は、500人を1000人より少ないように思うかもしれないが、500人は100人より多いんです」・・？？？？
下のグラフが新型コロナ感染者（実はPCR検査の陽性者）と死者数の7日間平均をグラフにしたものです。今年8月の感染者の山が「第5波」と言われているものです。
第5波が襲来したのは、飲酒を伴う食事とか、抑制されない人流とか、専門家は適当なことを言っています。そもそもウイルス性感染症というのは、すべからくこういう流行の仕方をするものです。山も谷も、人の動きに左右されるものではないというのが、これまでの常識です。
人に感染するコロナウイルス（総称：HCoV)は7種類です。SARSとMARSという珍しいコロナウイルスを除いて、もともと4種類のコロナウイルス(OC43,NL63,HKU1,229E)が知られていました。新型コロナウイルスは7種類目になります。
4種類のコロナウイルスは風邪の原因になります。日本人は1年間の平均5回、風邪にかかるといわれています。ほとんどが軽症です。このうち10～20％はコロナウイルスが原因です。つまり、日本人全体では年間延べ1億人くらいがコロナウイルスに感染しているわけです。
感染研のwebサイトに、2015年から2019年の5年間、日本の7か所の衛生研究所・保健所がコロナウイルスの検出について報告した資料がありました。
☞ 2020/7/2 ヒトコロナウイルス（HCoV）感染症の季節性について―病原微生物検出情報（2015～2019年）報告例から―
下にグラフにしてみますね。要するに、従前のコロナウイルス感染症は、周期的に流行するものです。OC43は比較的周期が短いですね。HKU1や229Eだと、2年周期くらいです。
古今東西、専門家という人は、本当のことを言わないものです。あまり真に受けないほうがいいでしょう。