『ONE PIECE』は、24年間に渡って週刊少年ジャンプに連載されている人気コミックス。
9月3日に単行本100巻発売、11月21日にアニメ1000話放映となるそうで、いろいろと話題になっています。ほんの少しだけ読んでみましたが、少年たちにも、昔少年だった人たちでも、読み返してみると面白そうです。1巻目と99巻目では、絵のタッチやお話の展開がかなり違うのも興味深いです。
古くはスティーヴンソンが著した「宝島」、最近ならディズニー製作でジョニー・デップ主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン」まで、海賊を題材にした作品は数多くあります。
少年(男女問わずです)にとって、海の彼方への冒険と旅は心躍るものです。さらに、海賊王になれば、金銀財宝が手に入るという大きな夢もあります。
「ONE PIECE」は少年漫画の王道ですね。
ちょっと横道なんですが、コミックスで単行本が最も多く出版されているのは「ゴルゴ13」なんだそうです。2位の「こち亀」(200巻)は既に連載が終わっていますが、201巻が7月に出版された「ゴルゴ13」は、連載開始から53年目の今でも連載中です。
さらに横道ですが、海賊と言えば「キャプテン・キッド」です。石森章太郎の「海賊王子」でも主人公の名前はキッドでした。
2015年にマダガスカル近海から発見された銀の延べ棒が、17世紀に活動した海賊、キャプテン・キッド(本名ウィリアム・キッド)の船から引き揚げられたと伝えられました。
☞ 2015年5月8日 AFP「海賊キャプテン・キッドの財宝発見か、マダガスカル沖」
とても夢のある話だったのですが、鑑定の結果はこの物体に銀は含まれておらず、鉛の塊でした。どうも、壊れた建物の一部を船のバラストとして載せていて、不要になったので海に捨てたもののようです。~残念!!~
ただ、海賊キッドが多くの金銀財宝を略奪したこと、その多くが発見されていないことは歴史上の事実です。どこかの海底に眠っている可能性は否定はできません。