これまでもお知らせしていましたが、市場に出回っているCO2センサーの多くが偽物です。皆さん、どうかご注意ください。
山口県の某学校では、コロナ感染症の拡大防止のために、全ての教室や実習室にCO2センサーを設置しました。しかし、学生の数や活動状況と、CO2センサーの値には相関がみられません。もっともらしくみえたCO2センサーですが、まがい物だったのです。今日、テレビ朝日の報道ステーションで放映されていましたのでリンクします。
あまりはっきり書くと差し障りがありますが、数千円で売られているCO2センサーはたいていまがい物です。そもそも、CO2を計測するセンサーが入っていません。適当な数字が表示されるだけです。
テレビ朝日は、これらの商品を「粗悪品」と呼んでいますがまったく間違いです。これらは意図してつくられた「詐欺商品」であり、悪質な国際犯罪です。
CO2センサーを購入する際には、少なくとも測定原理が書かれているものを購入してください。NDIR(被分散型赤外線)方式のものを選ぶのが、先ずは第一です。また、できれば国内メーカー製を選択したほうがよいです。国内メーカーの製品では必ず1年以上の期間で保証書がついています。